WSL(Windows Subsystem for Linux)上に別バージョンの Python をインストールする方法

WSL(Windows Subsystem for Linux)上に別バージョンの Python をインストールする方法

WSL(Windows Subsystem for Linux)上に別バージョンの Python をインストールする方法を説明します。

たとえば、WSLにすでに3.8.10のPythonが入っている状態で、3.10.10のPythonをインストールしたい場合です。

1. まず、WSL を起動し、ターミナルを開きます。

2. パッケージ管理システムのアップデートを行います。次のコマンドを実行します。
ターミナル

sudo apt-get update

3. pyenv をインストールするために必要なライブラリをインストールします。次のコマンドを実行します。

ターミナル

sudo apt-get install -y make build-essential libssl-dev zlib1g-dev libbz2-dev \
libreadline-dev libsqlite3-dev wget curl llvm libncurses5-dev xz-utils tk-dev \
libxml2-dev libxmlsec1-dev libffi-dev liblzma-dev

4. pyenv をインストールします。pyenv は Python のバージョン管理ツールです。次のコマンドを実行します。
ターミナル

curl https://pyenv.run | bash

5. pyenv を有効にするために、以下のコードを ~/.bashrc ファイルに追加します。
.bashrcという名前のファイルを開き、末尾に追加

export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"

6. 現在のセッションに設定を反映するために、以下のコマンドを実行します。

ターミナル

source ~/.bashrc

※source は引数に指定したファイルを実行するコマンド

7. pyenv を使用して、任意のバージョンの Python をインストールできます。たとえば、Python 3.10.10 をインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。

ターミナル

pyenv install 3.10.10

8. インストールされた Python のバージョンを確認するには、以下のコマンドを実行します。

ターミナル

pyenv versions

9. インストールした Python のバージョンを使用するには、以下のコマンドを実行します。

ターミナル

pyenv global 3.10.10

これで、WSL 上に別バージョンの Python をインストールして使用する準備ができました。

ちなみに、この方法はChatGPTに教えてもらいました。

この通りするとうまくいきました。

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