プログラミングをしていて、縦棒 “|” を入力しなければならなくなったけれど、キーボードのどこを押せばいいかわからないってことはありませんか?
縦棒 “|” は普段全く入力しないので、どこにあるかわかりませんよね。
今回は、縦棒 “|” の入力方法を解説します。
※ちなみに、縦棒 “|” はパイプとも呼ばれます。
縦棒 “|” を使う場面
そもそも、どんなときに縦棒 “|” を使うのでしょうか。
たとえば、JavaScriptというプログラミング言語でコードを書いているときに、使います。
使用例は次のとおりです。
// 表示
function draw() {
background(0);
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
if (gameMode == ‘gameStart’ || gameMode == ‘gameOver’) {
textSize(20);
text(‘クリックしてスタート’, width / 2, height / 2 + 60);
text(‘↑↓キーで移動’, width / 2, height / 2 + 100);
}
(アラジンのマジックブック「フライングカーペット」応用編 Lesson5 より抜粋)
if (gameMode == ‘gameStart’ || gameMode == ‘gameOver’) {
}
の中で使われています。if関数で条件指定するときに、「または」という意味で使っています。
もう少しわかりやすく説明します。最初のコードを言葉に直すと、次のようになります。
// 表示
今から絵を描くよ!
背景は黒色にしてね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もしゲームモードが、”ゲームスタート” または “ゲームオーバー”だったら ←ここ
文字サイズ20で
「クリックしてスタート」っていう文字を、横の位置は真ん中、縦の位置は真ん中 + 60 の位置に描くよ。
「↑↓キーで移動」っていう文字も、 横の位置は真ん中、縦の位置は真ん中 + 100 の位置に描くよ。
}
「もしゲームモードが、”ゲームスタート” または “ゲームオーバー”だったら」
というところで、「または」を表現するために、縦棒を2つ、 || と入力していますね。
このように、日常生活ではあまり使わない’|’ですが、プログラミングでは使います。
縦棒 “|” の入力方法
では、縦棒 “|” はどのように入力するのでしょうか。
Shift + ¥(同時押し)で入力できます。
¥ってどこ?ということで、画像で解説します。
windows用のキーボードであれば、Enterキーの近くにあります。
君、そんなところにいたのか・・・。
まとめ
縦棒 “|”はプログラミング(JavaScript)で使います
Shift + ¥(同時押し)で入力できます
¥はEnterキーの近くにあります
プログラミングに慣れている人は当たり前のようにどこにあるかわかるキーでも、初心者にとってはどこにあるかわからないことがあります。
縦棒 “|” はキーボードのどこを押せば入力できるかわからないものの1つだと思います。日常生活では使わないからです。
ちなみに、パイプとも呼びます。
私も最初、| ってどこにあるの?と思いました。
Shift + ¥(同時押し)で入力できます。
¥はEnterキーの近くにあります。
これでもう、入力で迷わなくて済みますね。
本郷 春都(@hongo_haruto)
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