2019年4月20日、第18回アフィリエイトカンファレンスに参加してきました。
レポート第2回として、アフィリエイト・プログラムに関する市場調査2019 をご紹介します。この市場調査は、矢野経済研究所により作成されたものです。
アフィリエイトに興味がある方は、参考になると思います。
アフィリエイトの市場規模
2018年中の市場規模: 2,933億円 (前年比12.2%増)
2022年の市場規模: 5,368億円 (見込み)
となっています。
矢野経済研究所によると、アフィリエイト市場はこれからも伸びていくと予想されています。
おすすめASP
アフィリエイターがアンケートで回答した、満足度の高いアフィリエイト・ランキングは以下の通りです。
1位のA8.netは、アンケートで満足度が42.5%でした。理由は、「広告数が多いから」となっています。アフィリエイト業界最大手で、広告数が最も多いです。
2位のは、アンケートで満足度が26.6%でした。理由は、「専属担当者の対応が良いから」となっています。アフィリエイト業界の大手で、顧客満足度を重視しているようです。
アフィリエイターがASPに求めること
アフィリエイターがASPに求めることは、アンケートによると3つあります。
・稼げる広告
・承認率
・画面が見やすいこと
収入
アフィリエイトの収入は「5,000円未満」が約半数を占めています。
簡単には稼げないビジネスであることがわかります。
まずサイトを立ち上げた当初は、PV数がマジで少ないです。
PV数が獲得できなければ、広告をクリックしてくれる人もいないので、稼げないですね。
なお、PV(ページビュー)とは、サイトのページが開かれた回数のことです。どれくらい人に見られたを知る一般的な指標です。
PV数 × 広告をクリックしてくれる割合 (× 購入率)
に報酬単価をかけることで報酬が決まりますので、まずはPV数が必要となるわけです。
立ちあげ当初のサイトは、限界集落のようなもので、人がほとんど訪れない場所です。ブログであれば、毎日記事を書くことで少しずつサイトを育てていき、いつかラスベガスのカジノのような人がたくさん集まるサイトにしていくことが重要なのでしょう。
大体の人は、限界集落状態で挫折していくので、報酬「5,000円未満」という人が多いのだと思います。
私も頑張ろう・・・コツコツ作業しますよ。
収入の増減(前年比)
アフィリエイト収入の増減については、「前年と比べて変わらない」と回答した割合が最も多かったそうです。
少なくとも、アフィリエイト収入が減っている、オワコンであるといったことはないようです。
集客手段
アフィリエイターの集客手段は、
1位 SEO 52.6%
2位 Twitter投稿 25.9%
でした。
まずはGoogle検索で上位に表示されるように工夫して、検索から自分のサイトをクリックしてもらうようにしているようですね。
さらに、Twitterで自分のサイトを紹介するツイートをして訪問者数を増やす人も結構いるようです。
他方、アド運用アフィリエイトを行っている人は少数のようです。アド運用アフィリエイトについては別記事を書きましたので、良かったら読んでみてください。
【解説】アド運用アフィリエイトとSEOアフィリエイトとの違いを解説 – 第18回アフィリエイトカンファレンスのレポート No.1
アフィリエイト運営にかける時間
アフィリエイト運営にかける時間は、「30分未満」と「3時間以上」にパキッと分かれる傾向があります。これは1日あたりの時間です。
年間100万円以上のアフィリエイト収入がある人の74.5%は、1日あたり3時間以上と答えたそうです。
アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではなく、努力が必要ということですね。
アフィリエイターが力を入れているジャンル
・物販(コスメ、化粧品、美容器具、健康食品、サプリ)
・金融
・投資
この辺に力を入れている人が多いそうです。
まとめ
今回は、矢野経済研究所による「アフィリエイト・プログラムに関する市場調査2019」についてご紹介しました。
働き方改革の下、残業で稼ぐことができなくなってきたサラリーマンやOLの中には、アフィリエイトをやってみよう!という方がいらっしゃると思います。
あるいは、主婦で、在宅で何か仕事ができないかと考えて、アフィリエイトに興味を持った方もいるでしょう。
その他にも、色んなバックグラウンドの方がアフィリエイトに興味を持っていると思います。実際、第18回アフィリエイトカンファレンスには老若男女が集まっていて、幅広い年齢層・性別の方がアフィリエイトをしていると感じました。
アフィリエイトに興味を持った方の参考になれば幸いです。
本郷 春都(@hongo_haruto)
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