【実体験】関西ジャニーズジュニアのオーディションで、最終選考を受けた筆者が語る、オーディションの合格法

【実体験】関西ジャニーズジュニアのオーディションで、最終選考を受けた筆者が語る、オーディションの合格法

ジャニーズのオーディションを受けたい、あるいは、子どもに受けさせたいという人はいませんか。
実際にジャニーズのオーディションを受けた人の経験がネット上にあまりなくて、情報を集めるのに苦労している人もいますよね。

 

私は子どものときに関西ジャニーズジュニアのオーディションで、最終選考を受けました。
筆者の実体験と、ジャニーズのオーディションの合格法を提案します。

 

私が子どものとき、「8時だJ」というジャニーズの番組が放送されていました。
「8時だJ」の番組企画で、バンドメンバー募集があり、バンドをやりたかった私は応募しました。

 

残念ながら、応募期限を過ぎてからの応募だったため、「8時だJ」の番組企画では落選しました。
当たり前ですよね、応募期限は守らないといけません。

 

がっかりしていたある日、関西ジャニーズから茶色の封筒が送られてきました。
封筒を開けてみると、そこには関西ジャニーズジュニアオーディションの最終選考が行われることと、オーディションに招待することが書かれた手紙が入っていました。

 

手紙を見た私は、実際にオーディション当日、会場へ向かいました・・・

 

オーディション当日の様子

オーディション会場は、朝日放送テレビのABCホールでした。
会場の外には、「関西ジャニーズジュニア 最終選考」の立て看板があり、中性的な顔をした男子小学生が列に並んでいました。

 

集められた候補者の年齢層は、
・1番目に多い層: 小学校3年生~4年生くらい
・2番目に多い層: 小学校1年生~2年生くらい
・3番目に多い層: 小学校5年生~6年生くらい
中学生はとても少なかったです(統計学でいうところの、外れ値でした)。

 

私もオーディションの列に並び、しばらくすると、ABCホールの中に連れられて行きました。
おそらく、テレビ局内を歩いたのではないかと思いますが、記憶はあいまいです。

 

いよいよオーディション会場に着くと、20名くらいの候補者がステージに上げられ、2列に分かれて並ぶように言われました。
ステージには、背の高い、黒い帽子に黒い服を着た細見の男性が立っていて、候補者に対して説明を始めます。
彼は自分のことを振付師だと言っていたような気がするので、ここからは彼のことを「振付師」と呼ぶことにします。

 

振付師は威圧的な言い方で、次のような内容を説明しました。
・1曲のAメロに相当する長さの踊りを覚えてもらう
・研修生が課題曲の踊りについて手本を見せるので、それを見て覚えろ
・審査員の前で覚えた踊りを披露しろ

 

私が覚えた踊りは、嵐の「A・RA・SHI」でした。
ちょうど嵐のデビュー直前で、ライブでバックダンサーが踊ることになっている振付けの一部を覚えました。

 

踊りを覚えるフェーズに移行すると、関西ジャニーズジュニアの研修生が8名ほど出てきて、私たちの前で踊ってくれました。
そのときに振付師は私たちに向かって、「お前ら、なんでこいつら(研修生)がテレビに出られないかわかるか?やる気もないし、笑顔を作ることもできないからだ!こいつら(研修生)みたいになりたくなかったら、目が死んでてもいいから、ホールの時計を見ながら口だけ笑っとけ!おら、笑顔を作れ!ちゃんと踊りを覚えろ!」とげきを飛ばしてきました。
ブラックだな~と思ったものです。

 

踊りを覚えるフェーズが終わると、オーディション本番がやってきました。

 

オーディションで求められること

オーディション本番では、複数の審査員(4名~5名)の前で、課題の踊りを踊りました。
審査員は審査用紙を紙に挟んだボードを片手に持ち、もう片方の手にペンらしきものを持って、こちらを観察していました。
全体を見たり、個人を見たりして、評価していたと思います。

 

今から考えると、オーディションで求められていたことは下記の3つだったと思います。
・笑顔を作ることができること
・踊りを見て、きちんと覚えられること
・きちんど踊ることができること
(実際に審査用紙を見たわけではないので、ほかにも項目はあったかもしれませんが・・・)

 

合格のためにすること

オーディションを受ける前にダンスのレッスンを受けて、
・踊りの基礎を身に着けること(踊ることができるようになること)
・踊りを見てコピーする能力を身に着けること(コピー能力)
・人前で踊る度胸をつけること(アガらずに落ち着いて踊れるようになること)
が必要だと思います。

 

また、笑顔を見せられるように訓練しておくことも大事です。
小学校1年生~小学校4年生くらいであれば、素直に笑顔を見せられる子も多いかもしれません。
他方、小学校高学年~中学生になって思春期に入っていると、人に笑顔を見せることが難しい時期ですよね。
残念ながら、笑顔を作ることができなければ、絶対に落とされます。
オーディションに受かりたいのであれば、笑顔を作って人に見せられるように訓練しましょう。

 

まとめ

・関西ジャニーズジュニアのオーディションを受けるメイン層は、小学校3年生~4年生です
・最終選考では、課題の踊りをその場で覚えた上で、審査員の前で踊りを披露します
・踊ることができることと、笑顔を見せられることが大事です

 

私は中学2年生のときに、関西ジャニーズジュニアの最終選考を受けて、落とされました(笑)。
原因は、踊れなかったことと、笑顔を作れなかったことです。
踊りはオーディションで初めて経験したくらいで、まったく踊れませんでした。
思春期に入っていたため、笑顔を作ることもできませんでした。
審査員は踊りと笑顔を見ていますので、この両方ができなければ、落とされてしまうと思います。

 

逆に言うと、踊ることができて、笑顔を作ることができれば、最終選考に合格する可能性があります。
もしジャニーズを受けたいのであれば、小学校低学年から準備することをおすすめします。
中学生になってからでは遅いです。

 

私が関西ジャニーズジュニアの最終選考を受けたのは、今から20年程前ですので、今は変わっている点もあるかもしれません。
しかし、踊りの能力と笑顔を作れることは今でも求められると思います。

 

私の場合は、「8時だJ」という番組の企画に応募したことがきっかけで、関西ジャニーズジュニアの最終選考に呼ばれました。
イレギュラーケースだったと思います。
これからジャニーズに応募したい(子どもに応募させたい)場合は、ジャニーズ事務所に直接応募するのが良いと思います。

 

ただし、もしジャニーズジュニアのオーディションに合格しても、厳しいレッスンが待っていると思います。
お子さんの人生で大事な時期を、本当にジャニーズでのレッスンに割いてよいかは、よく考えることをおすすめしますが・・・
まあ、悩むのはジャニーズに入ってからでも遅くないと思います。まずはやってみて、お子さんが嫌だというなら辞めることも考えればいいのではないでしょうか。

そもそもジャニーズのオーディションに合格すること自体が難しいことですので、まず挑戦してみて、上手く行ったらその先のことを考えるのでもいいと思います。

 

本郷 春都(@hongo_haruto

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