【比較】ネット証券の手数料を比較【SBI証券と楽天証券どっちが安い】

【比較】ネット証券の手数料を比較【SBI証券と楽天証券どっちが安い】

ネット証券に口座を開きたいけど、どこの手数料が安いんだろうとお悩みの方はいませんか?
日本がNISA制度を設けて、国民に投資を促している中で、手数料が安いネット証券で投資を始めたい人は多いです。

 

では、手数料が安いネット証券の中でも、どこが特に安いのか、気になりますよね。今回は、ネット証券業界大手のSBI証券と楽天証券について、手数料を比較しました。

 

今回は、国内株式の現物取引手数料を比較しました。
日本国内の株式を、手元にある資金で売ったり買ったりするときにかかる手数料です。

 

信用取引の手数料は今回の比較には含まれていません。

 

また、手数料のポイントバックや大口優遇は考慮していません。
口座を開設して、普通に取引を開始するときの手数料はどれくらいなのか、を比較しています。

 

さて、ネット証券の手数料には、大きく分けて2つのプランがあります。
・1注文の約定代金に対して手数料がかかるプラン
・1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるプラン

 

それぞれについて説明します。

 

1注文の約定代金に対して手数料がかかるプラン

ネット証券で株を買う注文、あるいは、売る注文のどちらかをしますよね。
その注文が成立する(約定)と、手数料がかかります。
かかる手数料は、注文した金額で決まります。
これが、1注文の約定代金に対し手数料がかかる、という言葉の意味です。

 

結論として、SBI証券と楽天証券で、手数料に差はありません。

 

 

たとえば、あなたがA社の株を3万円で買いたいと思って、買いの注文をしました。
もし株価が上がっていて3万円では買えなかった場合は、手数料はかかりません。
他方、希望通り3万円で注文が通った場合(約定)は、50円(税込 54円)の手数料がかかります。

 

では、15万円でA社の株を購入できた場合、手数料はいくらでしょうか?
上の表をみると、105円(税込 113円)の手数料がかかります。

 

この手数料は、SBI証券、楽天証券ともに同じです(2019年4月25日時点)。

 

つまり、1注文の約定代金に対し手数料がかかるプランであれば、SBI証券でも楽天証券でも、手数料は変わりません。

 

1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるプラン

結論として、SBI証券の方がお得です。

 

 

たとえば、あなたは今日、A社の株を35万円で買い、38万円で売って、34万円で買うという3回の取引を行ったとします。1日で3回の取引です。

1日の約定代金合計額は、35万円 + 38万円 + 34万円 = 107万円です。

上の表によると、SBI証券であれば762円(税込 822円)、楽天証券であれば858円(税込 926円)の手数料がかかります。

 

SBI証券の方が得ですね。

 

1日の約定代金合計額が100万円未満であれば、SBI証券と楽天証券で差はありません。他方、100万円以上であれば、SBI証券の方が得になります。

 

おすすめのネット証券

SBI証券、楽天証券ともに大手のネット証券ですので、どちらを選んでも大きな失敗はないのですが、もし国内株式の現物取引手数料の安い方を選ぶのであれば、SBI証券を選ぶことになります。

 

なお、私の場合は、SBI証券、楽天証券ともに証券口座を持っています。そして、
・SBI証券 : アクティブプラン(1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるプラン)
・楽天証券: 超割コース(1注文の約定代金に対し手数料がかかるプラン)
としています。

 

投資を始めるとき、銀行で株を買うよりも、ネット証券で株を買った方が手数料が安いのでおすすめです。
ネット証券の中でも、大手であるSBI証券か楽天証券で口座を開けば、問題ないでしょう。

ネット証券で口座を開くのは無料でできますので、まずは口座を開いてみてはいかがでしょうか。

 

本郷 春都(@hongo_haruto

 

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