簿記3級を独学で取得したいけど、難しそうだと思って悩んでいる人はいませんか?
貸借対照表や損益計算書、株主資本等変動計算書と漢字ばっかりでなんとなく難しそうに感じてしまいますよね。
キャッシュフロー計算書なんて、カタカナと漢字が合体しちゃってます。なんやこれ。
でも、実は簿記は簡単なんです!
最近、会計に関する知識のニーズは高まっていて、学生さんだけでなく、会社員の方でも簿記を勉強している人は多いです。
私は独学で簿記2級と3級を取得し、8年間、会計と税務の仕事をしてきました。
職場については、東証一部上場企業、監査法人系コンサルティングファーム、外資系レコード会社で働いてきました。
学生時代は法律を専攻し、会計は全く知らない状態からの勉強でしたが、簿記3級は3カ月の勉強時間で合格しました。
簿記3級は誰でも独学で取得できます!貸借対照表、損益計算書、勘定科目・・・漢字ばっかりでよくわからんと思っているあなた、諦めないでください。
私がわかりやすく解説します!
今回は、独学で合格したい方のために、簿記3級の内容を解説します。
本記事の解説動画をYouTubeにアップロードしました。
URLは記事の最後に記載しています。
貸借対照表とは何か
貸借対照表とは、自分の持ち物を表したものです。たとえば、3月31日時点でどれくらいの持ち物があるの?ということを表した資料が、貸借対照表です。
貸借対照表は英語でBalance Sheet(バランスシート)といい、B/Sと略されることもあります。
難しい表現を使うと、当該期末における財政状態を表示するもので、特定の時点における企業の資産、負債および持ち分に関する情報ならびにそれらの相互関係に関する情報を提供するものとなります(覚えなくていいです)。
では何を覚えなければいけないのかというと、下の図です。
この図はとても重要です!!
3回ほど書いて、真っ先に覚えてしまいしょう。
貸借対照表を構成するものは3つ
貸借対照表は3つのもので構成されています。それは、
・資産
・負債
・資本
です。
資産とは、持っていてプラスになるものです。たとえば、現金は資産です。
難しい言い方をすると、資産とは、過去の取引または事象の結果として、ある特定の事業単位により取得または支配されている、発生の可能性の高い将来の経済的便益です(覚えなくていいです)。
持っていてプラスになるものなので、持っていて「うれしいなー」と思うものは資産だと覚えましょう。
負債とは、これから支払わなければならないものです。たとえば、借入金(借金のこと)は負債です。
難しい言い方をすると、負債とは、過去の取引または事象の結果として、特定の事業単位が、他の事業単位に対して、将来、資産を譲渡しまたは用益を提供しなければならない現在の債務から生じる、発生の可能性の高い将来の経済的便益の犠牲です(覚えなくていいです)。
これから支払わないといけないのは、「いやだなー」と思いますよね。これが負債です。
資本とは、元手のことです。たとえば、資本金は資本です。
資本から負債を差し引いて計算することができるので、純資産とも呼ばれます。
難しい言い方をすると、資本とは、負債を控除した後に残る事業単位の資産に対する出資者の残余請求権です(覚えなくていいです)。
自分で拠出した資金などのように、返済義務のない元手のことを資本といいます。
まとめ
貸借対照表のまとめは、次のとおりです。
・貸借対照表とは、特定の時点における自分の持ち物を表したものです
・貸借対照表は資産、負債、資本の3つでできています
・覚えるべきは、貸借対照表の図です
とても大事な貸借対照表の図は次のとおりです。
この図だけはしっかりと覚えましょう!めっちゃ大事です。
本記事の内容について、YouTubeに講義動画をアップロードしました。
こちらも一緒に見ていただけると、内容を理解しやすいのでおすすめです。
簿記3級は独学で合格できます!諦めずに頑張りましょう!
本郷 春都(@hongo_haruto)
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