【スッキリわかりやすい解説】簿記3級 第11回 費用の計上③ 諸会費【独学で受かるよ!】

【スッキリわかりやすい解説】簿記3級 第11回 費用の計上③ 諸会費【独学で受かるよ!】

簿記3級を独学で取得したいけど、難しそうだと思って悩んでいる人はいませんか?

貸借対照表や損益計算書、株主資本等変動計算書と漢字ばっかりでなんとなく難しそうに感じてしまいますよね。

キャッシュフロー計算書なんて、カタカナと漢字が合体しちゃってます。なんやこれ。

 

でも、実は簿記は簡単なんです!

 

最近、会計に関する知識のニーズは高まっていて、学生さんだけでなく、会社員の方でも簿記を勉強している人は多いです。

私は独学で簿記2級と3級を取得し、8年間、会計と税務の仕事をしてきました。
職場については、東証一部上場企業、監査法人系コンサルティングファーム、外資系レコード会社で働いてきました。

学生時代は法律を専攻し、会計は全く知らない状態からの勉強でしたが、簿記3級は3カ月の勉強時間で合格しました。
簿記3級は誰でも独学で取得できます!貸借対照表、損益計算書、勘定科目・・・漢字ばっかりでよくわからんと思っているあなた、諦めないでください。

私がわかりやすく解説します!

 

今回は、独学で合格したい方のために、簿記3級の内容を解説します。

 

費用とは、稼ぐためにかかったコストのことで、資本(ビジネスの元手)を減らすものです。たとえば、私が八百屋だとして、にんじんを80円で仕入れて(100円で売った場合)、この80円は費用です。

難しい言い方をすると、財貨の引渡しもしくは生産、用益の提供、または事業単位の進行中の主要なまたは中心的な営業活動を構成するその他の活動の遂行による、事業単位の資産の流出その他の費消もしくは負債の発生(または両者の組み合わせ)です(覚えなくていいです)。

 

費用の多くは、現金などで支払ったときに計上します。

費用は損益計算書の左側ですので、増えたら借方(左側)、減ったら貸方(右側)に計上します。

 

具体例を挙げて説明します。

 

諸会費

経団連や業界団体などの会費を支払った場合は、諸会費という勘定科目を使います。

(なお、実務では単に会費として記録することも多いです。)

 

仕訳で見てみましょう。

 

【取引の内容】

商工会議所の年会費10,000円を現金で支払った。

 

【仕訳】

 

【解説】

会費10,000円を支払ったとき、費用が10,000円増えました。費用が増えたときは、借方に記入します。

10,000円支払うことで、現金(資産)が10,000円減りました。資産が減ったときは、貸方に記入します。

 

まとめ

・費用とは、稼ぐためにかかったコストのことで、資本(ビジネスの元手)を減らすものです。

・費用の多くは、現金などで支払ったときに計上します。

・費用は、増えたら借方(左側)、減ったら貸方(右側)に記入します

・経団連や業界団体などの会費を支払った場合は、諸会費という勘定科目を使います。

 

本記事の内容は、YouTubeに講義動画をアップロードする予定です。

そちらも一緒に見ていただけると、内容を理解しやすいと思います。

 

簿記3級は独学で合格できます!諦めずに頑張りましょう!

 

本郷 春都(@hongo_haruto

 

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